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秋篠宮家の長女、眞子さんが小室圭さんと年内に結婚すると報道された。祝福すべきことなのに、ネットでは非難の声が殺到している。眞子さんがそれを見ていたら、さぞかし辛いだろうと思う。 小室圭さんの家庭に金銭トラブルがあったのは事実だ。筆者も、眞子さんが幸せになれるのか心配ではある。だが、如何に皇族といえど、結婚は本人同士の意思が何より大切で、眞子さんと小室圭さんが結婚を決意している以上、他人がとやかく言うことではない。法律で、皇族については婚姻の自由が制約されると明記されているのであればいざ知らず、そのような法的根拠はなく、眞子さんは相手との合意の下、自由に誰とでも結婚できる。政治的に利用される恐れがあるとして選挙権が皇族には認められていないが、婚姻は純粋にプライベートなことであり、それとはわけが違う（注）。 （注）筆者は、被選挙権はともかく、選挙権もないのはおかしいと思う。 眞子さんや小室さんの生活費が税金から出ていると非難する者がいる。しかし、小室さんの留学費や滞在費が税金から出ているという主張には根拠がない。皇族は生活に様々な制約がある。子供の頃から様々な式典に出席することが求められ、祝辞などを述べさせられる。体調があまり良くないときや気が進まないことも多いだろうが、自分の意のままにすることができない。眞子さんは、小室家の金銭トラブルが報じられるまで、その親しみやすい人柄と笑顔で大人気だった。もし眞子さんが芸能人だったら、出演料１回１００万円くらい稼ぐことが出来、そのお金で小室家の金銭トラブルを解決し、小室さんの渡米に伴う費用を全額負担することもできただろう。しかし、皇族という立場上、出演料を受け取るなどということはできない。それゆえ眞子さんの生活費が税金で賄われることは当然で非難されることではない。小室と結婚するならこれまでの税金をすべて返せなどと言う者がいるが、全くの言いがかりとしか言いようがない。 一部メディアは説明責任が果たされていないなどと言う。しかし、結婚する二人に説明責任などない。勝手にメディアが騒いでいるだけで二人にはそれを無視する権利がある。眞子さんの結婚は、政治家の怪しげな資金の流れとは性格が全く異なり、それで不正が行われたり、誰かが損害を被ったりすることはない。 要するに、そっとしておいてあげればよいことで、結婚が気に入らない者はメディアの報道を無視すればよい。ネット利用者たちとそれを煽るメディアにはそのことを早く認識してもらいたい。 了
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